子育てをする方なら、「ほめる子育て」一度は聞いた事があるでしょう。
数年前に「ほめパワー」などの言葉も流行るなど、世間の注目度も高いです。
しかし、実際にほめて育てる事の大変さに悩むことは多々あると思います。
ついイライラして、怒ってしまう、手を出しそうになってしまう・・・
そんな日々と戦っている方々に、ちょっと立ち止まって考えてほしい事があります。
ほめるのに疲れたら、そんなに頑張らなくてもいいんです。
親がストレスを抱えるほど無理にほめても、子供はうれしくありません!
自分にあったやり方で、子供と一緒に成長していくことが大事です。
何か悪い事をした時に
感情的に怒る事と、しつけの為に「叱る」事は違います。
子供にだって、子供なりの意見・考えがあります。
何か親が理想とする事と違う言動があった時は、
まず子供に「なぜそうしたのか?」確かめてみましょう。
一方的に否定するのではなく、子供の意見を聞いた後に
「なぜ、ダメなのか?」の理由を子供に教えてあげてください。
たとえ、言葉をうまく話せない1歳児でも・・・
その子の年齢にあった表現で伝える事で理解はできるものです。
子育てと罰
子供が悪い事をした時に
「おしおき」=罰
を与える事で、一時的にその行動がなくなったかのように思いますが
きっとその子供は同じ事を繰り返します。
罰を与えたことで反省する?
そのような子供も稀にいるかもしれませんが、
たいていの子供は次に何をするか・・・
親に見つからないように「悪い事」をする・嘘をつく
という行動に発展していきます。
見つからなければ、「おしおき」はありませんから・・・
これって、何かに似てませんか?
罰が効かない理由
車に乗ったらシートベルトをつけましょう
飲酒運転はやめましょう
大人の社会の定番のルールですが・・・
もし、警察がいない町だと知っていたらあなたはこのルール守りますか?
飲酒運転をしないのは、警察に捕まりたくないから・・・
↓
1杯のビールぐらいいいかぁ
警察がいないことだし、大丈夫だよ!
見つからなければ「悪い事」をしても大丈夫!
罰って、こんな効き目しかないんですよね・・・。
私達、大人の社会は多くの「罰」で作られた社会です。
- 万引き逮捕
- 駐車禁止
- 飲酒運転禁止
今から、20年ほど前は
飲酒運転があまり厳しくなかったのを覚えていますか?
現在定年退職している世代の方々の時代は
飲んだら「気を付けて運転しろよ!」
と、言う時代だったと思います。
それから、少しづつ罰金が増え・取り締まりが増え
と、現在のように厳しい取り締まりになりました。
罰はエスカレート
飲酒運転の罰金も子供をたたく(罰)も同じで
はじめは、些細なものだったはずです。
初めての罰には、
びっくりして一時的に効果があるように思えます。
しかし、繰り返すことで罰に慣れ
その罰をエスカレートさせなければいけないくなります。
しかし、こんな罰の方法があったとしたら
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100%駐禁がなくなる方法
駐車禁止した瞬間に、車が炎上!
2度と万引きしない
万引きした瞬間に、金縛りにあう!
浮気なんて言葉さえ消える
浮気した瞬間に、男性の大事なとこがなくなった!
罰って、上記のような事が出来れば効くと思うんですが・・・
まとめ
育児って、ママの数だけやり方があっていいと思うんです。
母子ともに楽しみながら、一緒に成長していく!
それがベストですよね。
でも、子供を叱るときの方法を
気を付けていないと気づかないうちに罰をつかってしまい
それが虐待に発展する可能性もあります。
罰は根本的解決にはならないこと覚えておいてください