世界遺産旧市街とローマ水道橋のあるセゴビアは、スペインの観光スポットのひとつです。
首都マドリードから電車で30分未満で行くことができ、巨大な水道橋と古い町並みを楽しむことができます。
セゴビアを訪れたなら、郷土料理として有名な料理「コチニーヨ(Cochinillo)」はぜひとも食べてほしい一品です。
もうそろそろ、クリスマス・・・♪
そんな季節になりました。
みんながワクワクするクリスマスの料理として・・・
ここ、スペインでは日本人はちょっと驚く様な料理がテーブルに並ぶのです。
目次
クリスマス料理の定番
クリスマスの料理と言ったら何を想像しますか!?
アメリカ人は・・・ターキー、ハム
日本人は・・・チキン!?
まぁ、もともとアメリカからやってきた行事であり
日本人は、イベントを真似しているだけですから(キリスト教でもないのに)
伝統的なクリスマスの食べ物なんてないですよね・・・。
チキンは邪道?
クリスマスの季節が近づくと
ケン○ッキー・フライドチキンのCMを思い出すのは私だけでしょうか?
スーパーでも、やたらとチキン姿焼きが並んでいたような気がします。
でも、これってアメリカ人(その他外国人)からすると邪道です。
「なんで、チキンなの?」
って、いつも聞かれるんですが
日本の文化ではないクリスマスに、何を食べるかと聞かれても
ピンと来ない私は
「・・・チキン?」
と答えてしまいます。
本場、アメリカはターキ―もしくは、ハム!
あまり馴染みのないターキーを販売するよりも
姿形の似た鳥!と言うことで
チキンになったのではないでしょうか・・・。
(勝手な想像ですが)
スペインの食卓
日常から海鮮をよく食べるスペイン人です。
クリスマスは、家庭によって様々ですが海鮮料理がふるまわれるところが多いようです。
アンチアメリカが多いのか、独自の文化に誇りを持っているのか
スペイン人は、アメリカの文化を真似する事を嫌っている人が多いように感じます。
つまり、ターキーなんて食べたくない!!
スペインには、もっとおいしい食材があるのだからだそうです(笑)
〈若干私の旦那の意見になっていますが・・・〉
観光地セゴビア(世界遺産)
旧市街の古く美しい建物が立ち並ぶ
展望台からは、街が見渡せ長く続く水道橋を上から見下ろすことができます。
多くの人が訪れる宮殿は中を見学する事も出来ます。
セゴビアの見どころは
水道橋と宮殿・・・
市街中心から歩いて30分で宮殿まで行くことができ
また観光客の為に案内所があり、観光バスも運航しています。
伝統料理「コチニーヨ」
コチニーヨとは、子豚を意味します。
ここのセゴビアでは、昔から子豚の丸焼きが食べられており今では名物になっています。
皿で切り、皿を割る
その昔、子豚の丸焼き料理を出したところ
テーブルにナイフがなかった為、近くにあった皿で切り分けたと言います。
この子豚は1歳未満の小さなもので、とても柔らかいのが特徴です。
いまでは、この土地でなくても
スペイン各地のマーケット(市場)で子豚を購入する事が出来ます。
関連記事:スペインの食生活!牛肉・羊肉・豚肉・ウサギ肉・・・
白く作り物のようですが本物です!
現在、レストランではコチニーヨを切った後の皿を床に落として割るパフォーマンスが有名です。
これも、昔に切り終わった皿を落とした際に
客から歓声が沸き上がったことから、このような名残ができたそうです。
スペインのクリスマスは●●の丸焼き
クリスマスの文化としてコチニーヨを食べるわけではないですが
最近では、家族でみんなで囲んで食べれる料理として
ターキーではなく、子豚の丸焼きが市場で出回っています。
鳥の丸焼きは見慣れているが・・・
馴染みのない日本人からしてみれば、これが食卓に出されたら
ちょっと抵抗があるかもしれませんね。
クリスマスケーキ
クリスマスには欠かせないケーキ!
家族の為に、恋人の為に手作りもよし・・・
ちょっと奮発してリッチなケーキを予約するのもいいかも!
甘いものは別腹!
クリスマスは、大切な人と一緒の時間を過ごしたいですね。
まとめ
スペインへ観光旅行に行くなら、ぜひ立ち寄ってほしいセゴビア!
その伝統料理「コチニーヨ」が、最近クリスマスの主役の座を狙っています。
市場でこんな子豚ちゃんを見つけたら、「ぞっ」としてしまうかもしれませんね。
そのまま丸焼きなんで、料理となって出てきても色が変わっただけで
迫力はそのまま残っています。
私が、セゴビアに行ったときはメニューとして私の前に出されたときは
小分けにしてあったので心痛める事なく食べる事が出来ました。
スペインでは、うさぎも食べるし・豚の丸焼きまで・・・
あっ、エスカルゴ(カタツムリ)も有名ですよね(笑)
関連記事:パエリアにはウサギ肉を!