Baby Let Weaning(BLW)赤ちゃん主導の離乳食の詳しい方法について解説します。
この最新の離乳食について興味をもっているあなたは、ラッキーです。
この方法は2010年頃にイギリスで発祥し、現在では
世界の多くで広まっているにも関わらず、
日本でははなかな取り入れられずらい傾向にあるからです。
関連記事:BLWが日本で流行るのはいつ?世界から遅れをとる理由は?
この方法が、広まる理由はメリットがとても多い事です!
そのメリットの1つとして、言えるのが
「好き嫌いのない子に育つ!」
赤ちゃんの健康・健やかな成長を願う親からしてみれば
好き嫌いがないのは、とても嬉しい事ですよね。
この方法は、強制的に口にピュレー状のものを入れる従来のやり方ではなく、
柔らかくした固形のものを赤ちゃんのタイミングで自分で食べる!
と言う、やり方なので好奇心旺盛の赤ちゃんは
なんでも食べます。食材の味を楽しみ、発見し、受け入れるのです。
新しい事に挑戦する事を恐れるのではなく、ぜひともしっかり勉強して
良い物は、どんどん取り入れられる日本になればいいなぁとつくづく思います。
出典 www.youtube.com
関連記事:BLW赤ちゃん主導の離乳食の8つのメリットと1つのべメリットはと?
では、赤ちゃん主導の離乳食(以下;BLW)の方法を詳しく解説していきましょう。
BLWを開始するには3つの条件があります。
- 首が座っていて独りでベビーチェアに座れる事
- 物を掴む・握るの動作を始めている事
- 家族の食事に反応・興味を示している事
必要な赤ちゃんの条件は、この3点です。
離乳食を試すのは、平均で5~6ヵ月と言われていますが
もちろん赤ちゃんには個人差があります。
1年未満の子供は、母乳・ミルクのみで十分な栄養がとれますので
離乳食はあくまでも
「食事に興味を持つ、慣れさせる為!」
と言う事を忘れずに頭に入れておいてください。
人の子供よりも遅いからとか、心配しないで大丈夫です。
- トレイのついたベビーチェア
- 清潔なふきん
- 赤ちゃん用水のボトル
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スゴイ汚れる事を覚悟して、丸洗いできるタイプがお勧めです。
口から出たものがそのまま赤ちゃんの服に・・・
ポケット付きよだれかけが、食材でいっぱいになるのを覚悟!!(笑)
食材をそのままトレイに置きますので、
食事の前にはしっかりと清潔なふきんで拭いてください!
除菌スプレーは、あまり強すぎると(ものによります)
赤ちゃんに害を与える事もありますので、気を付けましょう。
この時期の赤ちゃんは、水分補給は母乳・ミルクで出来ています。
しかし、食材を食べた後に口を潤したいと思う子も多いようです。
いずれにしろ、今後水を飲むことは学んでいきますので
この機会に握れる赤ちゃん用のボトルを常に
食事の横に置いておくといいでしょう!
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上記のような握れるハンドル付きの物です。
BLWに関わらず、離乳食を始めるデビューの日は緊張しますよね?
離乳食初日から1週間くらいは、
「食べる・のみ込む」を期待しない事です。
離乳食は、あくまでも食事の体験・慣れさせるものです。
食べない事にストレス溜めない事が大事です。
初日の食材は、一般的にアレルギー反応を示さない食材から試しましょう。
参考資料:食品別・食物アレルギーの豆知識
<野菜>
※トマト・きゅうりはアレルギーの可能性あり初日は避ける
・ニンジン
・ブロッコリー
・インゲン
・アボカド
・ジャガイモ
<果物>
※キウイ・リンゴ・桃・マンゴー・ブドウは初日は避ける
・オレンジ
・スイカ
・洋ナシ
・バナナ
初日は、野菜か果物から一食材のみを選びましょう。
私なら、火を通して柔らかくできる
ニンジンかブロッコリーにします。
1日目:ニンジン
2日目:ニンジン+ブロッコリー
3日目:ニンジン+ブロッコリー
4日目:ブロッコリー+洋ナシ
5日目:ブロッコリー+洋ナシ
6日目:インゲン+洋ナシ
7日目:インゲン+スイカ
と、言うように同じ食材を2~3日続けて試すことで
アレルギー反応を見ていきます。
上記のような食材は、多くの場合アレルギー反応が少ないと言われていますが
時間はたっぷりあるので、ゆっくりと
あげた食材を毎日書き込んでおくと、万が一アレルギー反応を起こした時に
なんの食材だったがわかります!!
何度も言っているように、1週間目から食べる・のみ込むは期待しないので
食材を口に運びモグモグを楽しむ&吐き出す!
のが当たり前と思っていてください。
赤ちゃんのペースで、食材を3種類に増やします。
1~2ヵ月の間は、3種類くらいの食材を交互に試し
慣れさせていくのが良いでしょう。
食べるようになって来たら、トマト・キュウリ・リンゴ・桃なども
試していきます。
その後、鶏肉・牛肉のしっかり調理したもの(調味料なし)
豆・パスタ・パン・米なども2~3ヵ月を目安に増やしていきます。
小麦粉・卵・牛乳など、代表的アレルギー反応が見られやすいものは
赤ちゃんの口の周りや皮膚の変化をしっかりと観察するようにしてください。
BLWは、赤ちゃんのペースで行いますので
ゆっくりと時間が取れる時間帯を選びましょう。
両親の仕事の事情・家族の食事のタイミングで
時間にゆとりがあり、なおかつ家族が出来るだけ集まる時間帯がいいです。
回数は1回から始めても構いません。
1日2回も長時間赤ちゃんに付き合ってあげられる時間にゆとりのある家族なら
始めから、朝・晩などでも大丈夫ですが・・・
慣れてきてから2回に増やす方法が無難かもしれませんね。
あげる量に関して、
遊ぶ・モグモグして吐き出す時期は食材が無駄にならない程度の量
ニンジンなら1本分
ブロッコリーなら握れるくらいの塊2個
程度でいいでしょう。
出典 nonabox.es
モグモグ+のみ込むを覚えてきたら、後は赤ちゃんの欲しがる量をあげてください。
もちろん明らかに食べきれない量を準備する必要はありません。
遊びのように楽しくて、欲しがるのなら
もう少しあげる
準備した量食べなくても矯正しない
そのくらいの気持ちでいてください。
あくまで、離乳食は補助的存在で、母乳・ミルクで栄養を♪
BLWを行うにあたって、注意する点は
食事を絶対に矯正しない事!!です。
赤ちゃんのペースに合わせて、始めは食べなくても大丈夫!
これを忘れない事です。
独りでチェア∸に座らせますが、常に両親誰かが横にいる状態で行ってください。
親がいる事での安心感はもちろんの事
何か変化があった時には、迅速に対応しましょう。
- 食材は、指でつぶれるくらいの柔らかい物にする事
- 果物・野菜の生の物はしっかりと洗う事
- ミニトマト・ブドウなどの球状の物は、半分か4分の1に切る事
- 調味料は使わない事
- 大きな種のあるものは取り除いておくこと
<一番多い疑問・質問は!?>
「のどに詰まらせるのではないかと心配!」
親がこのように思うのは、当たり前です。
始めての食材(しかも固形)ですから心配するのも無理はありません。
人間の体の仕組みはしっかりとできていて、
のどに詰まりそうになったら
自ら、吐き戻しをします。
さらに、大人の喉に比べてこの時期の子供ののどまでの距離は短いですので
大きすぎる食材をのみ込もうとすると
「オッェ!!」と言う反応を見せるはずです。
これによって、自分でどれくらいの大きさのものがのみ込めるかを学びます。
始めは、不安でしょうが慌てずに見守ってあげる事!
これが大事です。
この「オッェ」を繰り返すことによって、赤ちゃんは
やがて無理に大きなものをのみ込もうとしなくなるでしょう。
始めた当初にこれが怖くて、やめてしまう方もいるようですが・・・
自分の赤ちゃんを信じて見守ってあげる事です。
万が一、自分で吐き戻し出来ないようであれば
赤ちゃんを頭を下にして抱え、指で喉に詰まっている物を取り除きましょう。
何はともあれ、全て経験して学ぶことですので赤ちゃんと一緒に頑張って歩んでいくことが大事です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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