日本捕鯨研究会がシーシェパードに対し妨害中止を求め米国で行われた裁判の決着がついた・・・
はずだったが、「捕鯨活動はこれからも何が何でも妨害する」との声明を発表しました。
23日昼頃に和解が成立したはずの日本捕鯨研究所団体と反捕鯨団体の両方に起きている事実と
今後の行方を探ります。
出典 dic.nicovideo.jp
設立:1977年
設立者:ポール・ワシントン(カナダ人)
本部:アメリカ合衆国ワシントン州
専門分野:海洋環境保護
主な事業:南極鯨防御作戦
アイスランド・ノルウェーの捕鯨戦に体当たりするなどして、捕鯨船を沈没させる
過激攻撃が続き、世間に知られるようになりました。
アメリカ連保高裁からは、「海賊」(海上武装勢力)の認定を受けている
2005年から、日本捕鯨研究会の船に攻撃するなどの行動が始まった。
これらの団体は、捕鯨に反対する資産家や著名人からの寄付金を集め活動をしているが
過激な行動をする事から日本を含む数ヵ国から「エコテロリスト」と呼ばれている。
代表者・設立者のポール・ワシントンは、海上法違反などで
1979年にポルトガル当局に逮捕されている。
2010年に国際指名手配
2012年には、コスタリカにて航行妨害の逮捕状で逮捕、
仮釈放中に逃亡
2013年アメリカにで9か月逃亡した後、フランスへ
2015年もフランスで逃亡中
日本の身柄受け渡しをフランス当局は無視し続けている
出典 www.huffingtonpost.jp
調べてみると驚いた事に、
このシーシェパードには、日本人メンバーも数名いる事がわかった。
2011年から日本捕鯨研究所団体は、
シーシェパードの調査船に対する妨害の中止を求めてきた。
その裁判が5年経った今、
8月23日に今後永久に妨害行為を行わないと合意が一致した。
詳しい内容は明らかにされていないが、
今後この団体が調査船に対しの攻撃・安全を脅かす攻撃などを
行わない、さらに公海上調査船に対し450メートル以上近寄らない
事などが命じられた。
しかし、2012年にも同じような仮処分命令が下されたにも関わらず
日本捕鯨調査船に対し、妨害を加えた事に対して
約3億円の賠償金を支払っている。
なんとこの日本捕鯨研究所団体とシーシェパードの和解が成立した
4時間後の事である・・・。
同反捕鯨団体オーストラリアの広告担当者が
「米国での訴訟であり、オーストラリアではなんの影響もない。これからも、
捕鯨を止める為にはなんでもする!」
と、妨害行為を続行する意志を発表した。
同広告担当者は
「アメリカで行われた訴訟に関しては、英国の関係者でないければ
なぜ合意したのかがわからない。
こちらオーストラリアでの活動に対して司法管轄外であり、
なんの影響もない」
と述べた。
1977年から続けられているこの団体の行為は、
世界的に見ても過激派テロリストのような行為だと騒がれる一方で
この団体に対して、寄付を送る
資産家・著名人が今もなお存在するのは事実である。
米国で2012年に出た仮処分に対しても、同団体はそれを
無視し過激行動を続けている。
そのような事例を見ると、今後もこの行動はおさまる事は無いように思う。
動物保護団体・環境保護団体等の行動は、確かな理由がありもっともな
「反対意見」が述べられている中、
それに加えて「過激的な攻撃」による殺人を行っている事が
問題視されている。
両方が、本当に和解するのは事は
とても難しいのかもしれない・・・。