イスラム教徒の女性は、普段から人に肌を見せない事が常識である。
その為、頭から足元まで布で覆いかぶったヒジャブ・ビルカという服装を身に着けている。
伝統的なものは、基本黒であるのに対して最近の若者の中ではカラフルなもの
刺繍のついたものもおしゃれとして着用されていいる。
宗教の自由がある為に、これらの服装を公共の場で来ていても何も問題はないはずだが・・・
最近、テロ問題の多いヨーロッパではこのような服装が問題視されている。
イスラム教徒に変装して、顔を隠したテロ作戦を防止する為に
顔を覆わない事が法律で決められたのである。
このように、口元を出していれば警察にとめられる事はない。
日焼け防止の為に日本でも様々なアイテムがあるが
そのようなものを着て、フランス・ドイツを訪れるのは危険である。
言語の違う土地で、警察に止められてしまったら
旅行どころではない!!
7月末にフランスのビーチで、初めてイスラム教徒女性用の水着
ブルキニの着用が禁止された!
公共のビーチ・プールでのブルキニ着用禁止について
市長は、コメントを拒んでいるようだが・・・
<禁止した理由としては>
・イスラム教徒過激派テロ防止
・ビーチで全身を覆う水着は人の目を引く(恐怖心を抱く)
・衛生問題
このようなものがあげられており、
8月にも新たな土地で、ブルキニ禁止ビーチが発表された。
よく考えてみよう!
問題になっているフランスを含むヨーロッパでは、
日本人よりも開放的な考え方があり、
公共のビーチでもトップレスや何も水着を着ない状態で日焼けをしている女性を見かける
ビーチの名前として、ビキニを着用しないのが基本とされるネーム付けをしているところもあるぐらいだ。
私、日本人・・・
その感覚で、ビーチに行くと
目のやり場に困る事もある。
私の場合は、スペインのビーチに行ったのだが
大勢の人がビーチにパラソルを張り海水浴を楽しみに来ている、
そんな中、ビキニのトップを外し日焼けをする姿は四方に見られる。
年配の方、若い方・・・
構わない。
これはびっくりした光景だったが・・・
母親とみられる若い女性がトップレスで子供とビーチでバドミントンをしていた。
その子供も違和感なく遊んでいる。
文化の違い、慣れってすごいなぁと感じた。
このように、肌を露出するのと全身を布で覆い隠すのはどちらが人の目を引くだろう・・・・
日本人とフランス人では、答えが大きく違いそうだ。
しかし、このブルキニを禁止した事で人権侵害の批判も多く出ている。
イスラム教徒の教えをしっかり守る人には、「ビーチに行くな!」と言っているようなものだ。
今後の世間の反応が気になるところである。