8月14日に男子シングルスの3位決定戦、錦織圭×ラファエル・ナダルが行われた。
かつて世界ランク1位の座を保持していたナダルに日本人テニス界のスター錦織が挑む!
近年年齢を重ねる事で、今までのスピード感・体力が衰えてきているラファエル・ナダル(スペイン)
に対し、日本のスーパースター錦織圭は多くの世界大会で実力を見せつけ世界ランクを上げている。
今回、ネット上で様々な意見が飛び交った
「トイレットブレイク」について
目次
今回のリオ五倫オリンピック男子テニスシングルスの3位決定戦で問題視された
「トイレットブレイク」とは?
読んで字のごとく、「トイレ休憩」と理解するのが妥当だろう。
テニスの試合は、時間制ではなく得点制である為に
今回のようなデュースが続く、ましてや2セット目はタイブレークも・・・
1セット目を2 vs 6で余裕とも思われる戦いで先勝した錦織圭だったが、
2セット目途中まで有利に立っていたもののナダルは過去世界トップの意地を見せつけ
くらいついた。
2 vs 5 後1ゲームとれば錦織の完全勝利!とみていた人も思っただろう。
しかし、ここでくらいつき5 vs 5となり、さらに6 vs 6➡ タイブレーク試合に持ち込む
ここまでくらいついてきた、ラファエル・ナダルが最後のゲームを制し
2セット目を勝ち取る事となる。
ここで、試合はごかくのものとなりファイナルセットで勝敗が決まる・・・・
と、ラファエル・ナダルのモチベーションはマックスだっただろう!
数分のタイムアウト後、ラファエル・ナダルはコートに立つも錦織の姿が見えない・・・
ここで、ラファエル・ナダル選手・観客ともに「トイレットブレーク」だと気付く
男子シングルスでは、1人1回のトイレットブレイクが許されており
基本的には、セット間に取るものとするが、緊急を要する場合は
審判の判断のもとにゲーム中にもトイレットブレイクがとられる事もある
テニスの試合が2時間におよぶことは、珍しくはない。
水分補給を行い、トイレに行く必要もあるだと・・・
ちなみにリオ五輪オリンピックでは時間制限は設けていない為に
今回錦織がとった「12分間のトイレットブレイク」もルール上問題はない。
しかし、実際のところ?
日本人の中でも様々な反応が見られた・・・
「お腹壊した?」
「12分間は常識外れ?」
「錦織はその間、何してたの?」
日本のニュース等でも、真相は明らかにされていない!!
しかし、
スペインのテレビ放送、ニュースでもこの「トイレットブレイク」について報道されていた。
ラファエル・ナダル選手がブチ切れしていたシーンのあとに解説されたのが
「12分間のトイレットブレイクで、錦織はシャワーを浴びていた。非常識だ!」
日本では、真相は明らかにされていないがスペインの報道では
このように伝えられている。
2セット目に、ペースが上がっていたラファエル・ナダルだっただけにこの12分間は非常に長く感じただろう。
待っている観客がわからしても何が起きたのか!?と思うほどの間だった。
しかし、この時の試合は日中の炎天下の中すでに1時間は経過していた。
ショート休憩でも氷で首を冷やす姿が何度も見られた
このように、炎天下で試合を続ける事で体力的にも限界に来ていたとみられる
試合のルール(不正防止)により、トイレットブレイクの際にスタッフが付き添う事になっている。
この暑さ&長期戦で、リフレッシュしたい気持ちも理解できるだろう。
ペースを崩され、イライラが溜まったラファエル・ナダルはファイナルセットを落とし
結果、リオ五輪オリンピックでは4位という結果に終わった。
「もし、あの時12分間またされなければラファエル・ナダルが勝利していたのではないか?」
「シャワーしたいのは両者一緒だ!錦織だけ不公平だ」
「ラファエル・ナダルが起こるのも仕方ない」
など、賛同の意見であふれている。
スペインのニュースを聞く日本人としては、・・・・
下痢・腹痛なら生理的な事で仕方がないが
シャワーを浴びてた!!と報道されている以上スペイン国民の怒りもわからなくもない・・・。
でも、勝利は勝利だ!
錦織圭96年ぶりのメダル勝ち取った♪おめでとう。