世界選手権を3連覇しているアメリカ女子体操のシモーネ・バイルズ(Simone Biles)は、
今回のリオ五輪オリンピックでは6冠が期待されている!
幼少期の辛い過去を乗り越え、今では世界に輝く小さな少女シモーネ
わずか19歳の小柄な彼女のプロフィールから見てみよう!
出典wall.kabegami.com
フルネーム:Simone Biles (シモーネ・バイルズ)
生年月日:1997年3月14日(19歳)
出身:アメリカコロラド州コロンバス
身長:145cm
学歴:カリフォルニア大学ロサンゼルス校
彼女が体操を始めたのは、幼稚園の頃です。
コロラド州で生まれたシモーネは幼少時代、彼女は2人の姉妹と母親のもとで暮らしていました。
父親の顔は、一度も見たことが無いと言う彼女・・・
しかも母親は、アルコール依存症・薬物使用で苦しんでおり、けして恵まれた環境ではなかったのです。
彼女が2歳の時、母親は逮捕され姉妹と共に孤児収容施設に引き取られるのです。
その知らせを聞いた祖父が、彼女らを引き取り育て始めます。
シモーネは、「おじいちゃん、おばあちゃん」と呼んでいたのですが
新しい家族として生活していたある日、祖父の新しい妻(義理祖母)が
「もし呼びやすいようならパパ、ママって呼んでもいいのよ!でも、矯正はしないわぁ。」
それを聞いたシモーネは、姉と一緒に勇気を出して「パパ、ママ」と呼んでみる事にしたのです。
彼女が通っていた幼稚園には体操クラブがあり、1つ年齢の上の選手が披露する演技に感動したシモーネは
自分にもできるのではないか?と挑戦し始めるのです。
練習を始めて1年後、シモーネがわずか7歳の頃の大会で
大会にて、アメリカ記録(7~8歳時)を更新する結果を出したのです。
彼女の存在能力を目の当たりにしたエイミー・ボールマン(Aimee Boorman)は、
彼女が将来世界的な選手になると確信しました。
それ以後ハードな練習をこなし大会では、多くのメダルを獲得するようになりました。
現在、彼女が保持してる2013年~2016年世界選手権3連覇の記録は
1974年以来初めてのものです。
世界的に有名になった、女子体操選手ナディア・コマネチをも超える超人だとアメリカでは大きな期待がもたれています。
ナディア・コマネチの指導を行っていたカーロイ・ベーラも彼女の飛躍的実力を認めているそうです。
今大会リオ五輪オリンピックでは、全種目金メダルを獲る可能性は高く世界中が注目する選手です。