海外旅行は、今までにも行った事があったけど、独りじゃなかった・・・
こんなに長期ではなかった。
1ヵ月も一人で海外に行くのは、初めての体験だった。
大学の友人も送別会を行ってくれるなど、多いに応援してくれた。
その当時の私の英語力は高校生レベル!学校で習った文法は試験の時に必死に覚えただけ
英会話なんてした事なかった。どちらかと言うと英語は苦手分野!
こんな私の19歳にして初めての冒険が始まった。
税関では「サイトシーイング」っていうんだよ!と友達に教えられ
けして、仕事で行くとは言っちゃいけない(お金を稼ぐわけではないけど、誤解されると困るから!)
ドキドキの税関、言われた通りに質問に答え通過。
次に、私を受け入れてくれる会社の人を探す!
空港に迎えに来てくれていると言う事だった。顔も知らない、知っているのは名前だけ・・・
「リチャード」
どんな、リチャードが待っているのか。
ちょっと薄毛の大柄な男性が、私に近寄ってきて名前を訪ねてきた。
そうです。。私です(笑)
おどおどしてたのが伝わったか?彼に拾われて、車で目的地へと向かった。
彼は、日本人の奥さんをもっていて子供は2人。。。
日本語も少しは話せたので、安心だった。
私が降り立ったのは、国際空港のあるマウイ島!
空港近くは、とても賑やかで観光客ばかり、
店でも「イラッシャイ、ニホンエンいいよ。」と片言の日本語客引き!がある。
多くの日本人が集まるハワイのマウイ島だが、
私たちの向かったのは、島の北端近く・・・
だいぶ空港から離れているので、外国人観光客もだいぶ少なくなる。
初日は、B&Bや事務所を見せてもらい挨拶周り
明日から、手伝ってもらうからゆっくり休みなさい!と、私は宿に預けられリチャードは帰って行った。
B&Bの管理人は、ハワイ人ベジタリアン・・・
片言の英語で私は、一生懸命会話を試みる。初めての体験だった。
会社はスタッフ2~3人の凄く小さなもの、アットホームさを感じた。
観光に来た人をビーチに連れて行きカヤックに乗せ野生のイルカのいるスポットへ沖に出る
80%と言うほど、そこには群れが集まる。
魚を捕るわけではなくそのスポットはイルカたちの遊びの場だった。
海に人間が入ると、ある程度の距離を保ったまま
イルカたちは海の中を遊び続ける。排尿・排便、お互いの体を擦りあうような
そんな遊びも自然に見る事が出来た。
ここでのルールはシンプル!
イルカを追いかけず、タンクはなし、フィンとマスクでのフリーダイビングだった。
私は、昔から泳ぐのは何よりも得意!
こんな素敵な場所だと、何時間でも泳ぎ続けていられそう!
イルカたちが自由に泳ぐのを見たり、自分でくるくると回ってみせると
イルカたちがよって来る。
もちろん、触れる距離ではないが・・・
野生のイルカなので度迫力!である。
深く深く潜るイルカに合わせて私も自分が人間である事を忘れているかのように
泳ぎ、潜り続けた。
初日は、私は客と同じように遊ばせてもらった。
お客の心配、カヌーのことも考えず自由に・・・
その姿を見て、スタッフは驚いたのだ!
私が人魚の様にでも見えたのだろう(笑)
一日目は、素敵な体験で幕を閉じた。
二日目、今日からはインターンシップとしてお手伝いが始まる。
カヌーを車に乗せて、お客様を迎える準備をする
もちろん、ほとんどが英語圏のお客ばかりで私は無言の笑顔で通した!
私の運動能力が1日で認められ、客を連れて私がカヌーを漕いだ。
スポットにつくと、お客の自由時間だ!
私はカヌーに残ってお客の安全を見守る。
カヌーには、私以外に2人乗ってたがそのうちの1人は、怖いから水には入らないと言い出した。
強制する必要はないけど、こんなチャンスを逃すとはもったいない。
そんな事を思いながら、時を過ごした。
基本的な仕事内容は、ゲストサービス、カヌーやマスク、ライフジャケットの準備や清掃・・・
日々同じことを繰り返すので、仕事に慣れるのは時間はかからなかった。
規模が小さなツアー会社なので、お客は数人~10人程度が普通だった。
ある日、15人ほどの団体が現れイルカテラピーの合宿が始まった。
会社とつながりのあるB&Bが宿となり3泊4日、この団体さんと私は一緒に暮らすこととなる。
続きは、
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