知っておかなければ後悔する日焼け止めの基礎知識!
夏は開放的になって、海にも山にも出かけたいものです。
しかし、ここで注意したいのはシミを防ぐ紫外線対策!お肌を守る日焼け止めは必需品です。
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目次
日焼け止めを塗るタイミングについて
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日焼け止めの種類・見分け方
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日焼け止めの効果を持続させる方法
日焼け止めを塗るタイミングについて
あなたはいつ、日焼け止めを塗っていますか?
例えば、車で海に出かけた場合
- 家での仕度中
- 車に乗ってから現地に着くまでの間
- 現地について、車から出る直前
- 海に入る前のビーチで
どれでも、一緒だと思っていませんか?
日焼け止め、肌を守るはずのものだがタイミングを間違えるとまったく効き目が無いんです
正解は、、、
1、家での仕度中
です。
これも、気を付けてもらいたいのは家から出る直前では遅いという事です。
外出する、つまり紫外線に当たる少なくとも20分前には日焼けを塗る必要があります。
人間の肌は、約3分もあれば紫外線を吸収します。
玄関から出て車に荷物を積み込んでいるその時にも、日焼けは始まっているのです。
車内でも紫外線は、肌を攻撃しています。
直接、日光が当たって無いように感じていても車のガラスの屈折で
強くなった紫外線があなたの皮膚に届いているのです。
ですので、出かける前の家の中で最低20分前には日焼け止めを塗って肌に染み込ませておきましょう。
日焼け止めの種類・見分け方
日焼け止めの表示には、SPFとPAがあり性能や効果を表しています。
SPF10、SPF30 、SPE50このような表示を目にすると思います。
SPFは紫外線の中でも肌に延焼を起こすUVB波と言われる波長の防止効果を表す指標で、紫外線を浴びた際にできる皮膚の赤い斑点ができるまでの時間を何倍に長くできるかを表します。
SPF30の場合、30倍に延ばすことが出来るということです。
引用:【夏休み特集】日焼けを徹底解剖②~日焼け止めクリームの危険性を正しく知ろう!
皮膚が紫外線に反応し、赤い斑点を作るまでの時間は個人差があります。
例えば30分で赤くなってしまう人がSPF30を使用した場合、
30分×30ですの900分間は、赤い斑点を防げるということになります。
なんと15時間です!十分ですね。
日本ではあまり見かけませんが海外の日焼け止めには、SPF100 と表記されたものもあります。
日本の厚生労働省の調べによると、SPF50 を超えたものの効果はあまり差が無い言われています。
逆にあまり高く表記されているものは、肌に強い刺激を与えるので逆効果だともいえます。
シミが出来る原因、日焼けは肌に与える強い刺激!です。
日焼け止めを塗って、肌がひりひり感じるものは使用を中止しましょう。
日焼け止めを強く擦り込むことも肌にはダメージになります。
さて、次にPAについてです。
PAは皮膚の黒化の原因となるUVAを防御する指数です。
PAは、以下の3段階の指標が定められています。
PA+ :PFA2以上4未満・UV-A防御効果がある。
PA++ :PFA4以上8未満・UV-A防御効果がかなりある。
PA+++:PFA8以上・UV-A防御効果が非常にある。
引用:【夏休み特集】日焼けを徹底解剖②~日焼け止めクリームの危険性を正しく知ろう!
日焼け止めは、紫外線拡散剤と紫外線吸収剤の2つが混ざり合ってできたものです。
紫外線が肌に入らないように反射させる紫外線拡散剤と
紫外線が皮膚に浸透する前にを熱やエネルギーに変える紫外線吸収剤です
紫外線吸収剤は、化学合成で作られているものがほとんどで
この成分によってアレルギー反応が起こることがあります。
つまり、SPFやPAが高ければ効き目が高いですが
その分皮膚にも大きなダメージを与えています。
どれだけの時間紫外線を浴びている可能性があるのかを考えると
あまり数値の高いものは必要ないのかもしれません。
日焼け止めの効果を持続させる方法
肌や顔に塗る際にムラが無いように全体的に塗りましょう。
耳や首の裏などにも塗り残しが無いように気を付けます。
さらに、紫外線が当たりやすい頬や肩の部分は2度塗りして
日焼け止めの色が残るくらい軽く伸ばします。
洋服や肌が擦れて日焼け止めが落ちてしまう可能性もありますので、
日焼け止めを塗った後は擦らないように気を付けるとよいでしょう。
さらに、2~3時間ごとにこまめに塗りなおすと効果は持続します。
汗や水で簡単に流れてしまうので、こまめに塗りなしましょう。
この暑い夏を楽しく過ごすためにも、
適切な日焼け止めの知識をもって紫外線予防を心がけてください。