私の大好きだった彼、高校生・青春時代を共にした彼との思いで
今思えば、ソウルメイトだったのかなぁ・・・
彼とは同じ高校で、同じクラスだった。
始めは彼が自分にいたずらをしてくることが嫌で煙たがってる存在だった。
私の机に落書きをしたり、漫画の登場人物が私に似てるからって
それを大量にプリントアウトして教室に張り付けたり・・・(笑)
今思えば、凄く可愛らし彼なりのアピールだった。
仲良しの友達には内緒で、夜の長電話をするようになった。
あの頃は、ポケベルの時代で携帯電話はなく家電話!家族には、もちろんバレバレ。
ある夏の日、ふたりだけの秘密基地で花火をしようと試みた。
自転車に二人乗りして、坂道登り誰も来ないような空き地で花火をした。
流れ星が見えるようなとってもきれいな空だった。
夜も遅く、二人乗りの自転車で坂を下っていると・・・
後ろからなんとパトカーが現れた。
サイレンは鳴らさないまでも、ピカピカとライトを照らされ
明らかに止まれと言っている!!
二人乗りで!?夜間徘徊?
とにかく、つかまりたくない・・・
彼:「しっかり掴まって!地元の俺をなめるなよ。」
そう言って、彼が猛スピードで自転車をこぎはじめ細道へと進んでいく
もちろん後ろからは、パトカーが・・・・
小さい路地、歩道を通り抜けて彼が自転車を止めた。
彼:「ここに隠れて!」
誰かの家の門の中?鍵がしまっている。
彼がすかさずジャンプして、中から鍵を開けた・・・
その門の陰に隠れて、時が経つのを待った。
彼は、どこかに自転車を隠し私のところに戻ってきた。
今考えれば、不法侵入。。。でも、とってもロマンチックだった。
警察にお世話になるような悪いことはしてないので・・・
パトカーが見えなくなって、二人でとぼとぼと彼の家に帰った。
もちろん、実家!
深夜だったから、そーっと2階の彼の部屋に靴をもって入ったのを覚えている。
学校では、授業中に書いた手紙を交換したり
登下校を共にしたり・・・
とっても素敵な時間は、すぐに過ぎていき卒業を迎えた。
私は、地元を離れ関東の大学に進学を決め彼は地元に残る。
「遠距離恋愛」の始まりである。
新幹線に乗る私を見送りに来てくれて、親のいる前で大泣きした私。
大好きな彼と離れたくなかった。でも、自分で決めた道・・・
ずっと一緒だよ!って誓い合って新幹線に飛び込んだ青春の門出!
離れた土地からの毎日の電話もむなしく数か月で、喧嘩が増えるようになった。
お互いを想うがゆえに生じる歯がゆさ、嫉妬心・・・
まだ10代だった私たちには、それが耐えがたいものだった。
現実、私には彼氏がいるのに、側に彼はいない。
周りにいるのは、新しい大学でできたたくさんの友達・・・
お互いを尊重し、お互いの身近にある現実を大切にしようと話し合った。
私たちはまだ、愛し合ってた。
でも、お互いの幸せの為に別れを選ぶ事にした。
そんな、辛い別れだったから
その後も、毎年の誕生日・年明けには連絡を忘れなかった。
お互いに好きな人ができたと報告できる存在、地元に帰れば会える存在
どこか遠く離れていても、心は常につながっているソウルメイトになった。
このカテゴリー『夢をかなえる為にできる事』は、私が将来自分の人生本を出す為の下準備
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最後まで読んでくれてありがとうございました。